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二重敬語の例
ここでは二重敬語を紹介します。ひとつの言葉に用いるのは一つの敬語が基本ルールです。丁寧に言おうとするあまり、二重、三重に敬語を重ねてはいけません。
| 間違った二重敬語 | 正しい敬語 | 理由 |
|---|---|---|
| ご覧になられる | ご覧になる | 「ご覧になる」は「ご~になる」で尊敬語なので、さらに「られる」を付けるのは間違い |
| お越しになられる | お越しになる | 「お越しになる」は「お~になる」で尊敬語で「られる」は必要ない |
| おっしゃられる | おっしゃる | 「おっしゃる」だけで尊敬語 |
| 山田部長様 | 山田部長 | 「部長」などの役職名は敬称なので「様」は付けない。 |
相手に謙譲語を使う
謙譲語は自分の動作・状態について使うものです。ビジネスにおいて相手に謙譲語を使ってしまっている場合もあると思います。これは失礼にあたるので覚えておきましょう。
| 間違った敬語 | 正しい敬語 | 理由 |
|---|---|---|
| 田中様でございますね | 田中様でいらっしゃいますね | ございます。は「ある」の丁寧語。謙譲語 |
| いかがいたしますか | いかがなさいますか | 「いたす」は「する」の謙譲語 |
| ○○社の田中様がいらっしゃっております | ○○社の田中様がお見えです | おります。は「いる」の謙譲語 |
| 受付で伺ってください | 受付でお尋ねください | うかがうは「聞く」の謙譲語 |
| 山下部長は社内におられますか | 山下部長は社内にいらっしゃいますか | おる。は「いる」の謙譲語 |
| ○○社の木村様がまいられました | ○○社の木村様がいらっしゃいました | まいるは「来る」の謙譲語 |
自分に尊敬語を使う
丁寧な言い方のつもりでやりがちなのが自分の動作や状態に尊敬語を使ってしまうこと。自分の使い方を見直してみましょう。
| 間違った敬語 | 正しい敬語 | 理由 |
|---|---|---|
| わたくしがお話になったとき | わたくしがお話したとき | 「お~なる」は尊敬語 |
| ご捺印をさせて頂きました | 捺印をさせていただきました | 相手に対応しない自分の動作に対しては「ご」を付けない |
| 係長にお伝えします | 係長に申し伝えます | 自分の動作に「お」を付けない |
間違いやすい表現
相手に関するのもでも尊敬語にすると間違いというケースもあります。
| 間違った敬語 | 正しい敬語 | 理由 |
|---|---|---|
| 見事な絵でいらっしゃいますね | 見事な絵ですね | ものに尊敬語は使わない |
| お好みは紅茶でいらっしゃいましたね | お好みは紅茶でございますね | ものに尊敬語はつかわない |
| 上司に「ご苦労様でした」 | お疲れ様でした | ご苦労様は上から下に使う |
若者敬語
ついつい使ってしまいがちな若者敬語を紹介します。
× お名刺のほう、頂けますか?
× 資料の方、お届けします。
無意味に「方」を使う必要ありません。
× コーヒーでよろしかったでしょうか?
× A案でよろしかったでしょうか
~でよろしいですか?とストレートに言いましょう。
× こちら、お茶になります
× あちらが会議室になります
お茶です。会議室です。と断定しましょう。
× 1万円からお預かりします
「から」は必要ありません。1万円、お預かりします。が正解。
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